2012年12月15日土曜日

低炭素建築物新築等計画認定制度


昨日は「低炭素建築物新築等計画認定制度」のセミナーを受講してきました。

主な内容は省エネ法に基づく省エネルギー基準の見直しで、

住宅、建築物の断熱性能、設備性能を個別に評価する方法になりました。

この制度は12月4日にに施行されており、認定基準は省エネ基準よりエネルギー消費量が

10%以上削減できます。10%といえば大変削減効果がある上、住宅ローン控除1%/10年による所得税減税、

登録免許税の税率0.1%軽減等の税制優遇措置のメリットがあります。

基準としてはいくつかあり、そのひとつ外皮の性能基準があります。

基準の見直しはこれまでの熱損失係数による省エネ基準よりも外皮平均熱貫流率による的を射た基準になったと思います。

熱損失係数は総熱損失量/床面積に対し、外皮平均熱貫流率は総熱損失量/外皮面積によります。

外皮とは、暖冷房する部屋と外気の境界に位置する部位、屋根(天井)・外壁・基礎にあたります。

すなわち熱的境界になりますね。

人間に例えると身につけている洋服です。

今の寒い冬だとダウンジャケットになり、断熱材みたいなものなので寒さから守られていてあったかいですよね。

高断熱の家は当たり前ですがこの制度も利用した快適な家に住まうことにより、

身体、心ともに健康な生活をおくりたいですね。