2013年4月24日水曜日

伊勢神宮式年遷宮

平成25年は20年に一度の式年遷宮が行われる。

内宮、外宮の神宮には、東と西に同じ広さの敷地があり、同じ形の社殿が新しく建て替えられます。

式年遷宮にかかる費用は、なんと570億円あまりだというから、途轍もないです。

おぉ〜、すげ〜としか言えない・・・

ただ建築の設計を生業とする私には、うれしいこともあり、なぜ20年毎に行われるのか?

これにはいろいろな説があるようですが、その1つに技術を伝承するのに適当な年数だとも。

今は手に技術を持つ職人が少ないです。このままでは日本の木造建築は廃れてしまい、

取り返しがつかないことになってしまうと危惧します。とっても大切なことです。

また、この神の領域に訪れると、ここにしか流れていない、時、空気、音といったものが

身体にすーーっと染み入むいうか、不思議な体験をします。

何度訪れても新しい発見があるのも魅力です。

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これはある日の早朝に参拝した時ですが、白馬の神馬が神前に見参する光景です。

毎日行われるものではないようで、ラッキーでした。


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これは神宮内の御神木、空高くにそびえる大木は迫力があります。


年月を重ねた神殿も魅力的ですが、真っ新に白木で造られた神殿もまた違う魅力があると思うと

行かずにはいられないです(笑)


2013年4月21日日曜日

木造住宅の耐震診断


木造住宅の耐震診断と補強方法



























最近、木造住宅の耐震性についてご相談を受けることが多いです。
簡単に言うと、今住んでいる家は地震に強いの?ということ。
ここ数ヶ月で大きな地震が県外で数回、富山の小矢部市でも震度4という、
富山では珍しく比較的大きな地震が起きました。
中国四川では、マグニチュード7の地震が起き多くの人々が犠牲になりました。

国は、耐震促進法に基づき、住宅等の建物の耐震化率を平成27年までに少なくとも90%とする目標をあげています。
富山県と市町村は、富山県木造住宅耐震改修支援事業として、耐震改修工事費の2/3、最大60万円まで補助してくれます。ありがたいことです。こういった補助はしっかりと活かしていきたいです。

今住んでいる家を素敵にリフォームことは、補助金を活かして地震に安心して住み続けらえるように構造的に強くすることも肝心です。
その分余裕が出た予算は、より素敵にカッコいい空間づくりに充てられるので、うれしいことです。