2013年9月29日日曜日

SCOT リア王






















利賀の新利賀山房で鈴木忠志氏演出の『リア王』を観てきました。
先月に観てきた「世界の果てからこんにちは」も素晴らしかったですが、今回も鈴木氏の世界観が存分に表現されている舞台で、客席も近くて迫力もあり、観入ってしまいました。
劇場は合掌造りを活かして造られています。内部の舞台の柱、梁等は当時燻されて黒くなったものなのか、黒塗りされたのか定かではないが漆黒の空間でこれが舞台なんだと納得がいく舞台でした。その空間ではライティングだけの灯りが役者さんを照らし、柱梁の影が生まれ、終わりまで観客のみなさんは完全に虜にされていました。
この地に訪れるまでの道のりはくねくねして険しいですが、また来年も訪れたいと余韻に浸りながら安全運転で帰路に着いたのでした(笑)

2013年9月27日金曜日

某新社屋 外壁工事




















外壁が張り上がったので足場が外れました。

今日の真っ青な空と白色の外壁とのコントラストがとってもきれいでした。

建物全体の箱は白色、開口部のアルミサッシュは黒色。

こちらもメリハリのある構成となっています。

全体の外観公開はもう少しお楽しみにしていただけたらうれしいです。

2013年9月12日木曜日

某新社屋 塗装工事





















塗装工事は、大体が仕上工事になるので通常の全体工程では終盤になります。
このエリアは通常とは異なり、外壁下地材が仕上材となるため張る前に塗装しています。
外壁下地材を張ってからの塗装作業は、マスキングが膨大になり作業性が上がりません。
そのおかげと言ったら変ですが、後工程で入る職人さんたちは仕上げの塗装を汚したりしないように気を張りながらの作業になるので、仕上がりのクオリテイ向上に繋がると期待しています。

2013年9月7日土曜日

某新社屋 コンクリートの圧縮強度試験





















基礎のコンクリートの圧縮強度試験に立ち会ってきました。
基礎に打ち込まれたコンクリートが設計基準強度を確保しているか確かめるためです。
合否の判定基準は、決められた供試体3本に順に荷重をかけて、3本の試験結果の平均値が強度以上であれば合格です。
もちろん、試験結果は問題なく合格でした。今後コンクリート圧縮強度試験成績書が提出されるので書類上でも問題がないか最終チェックです。

2013年9月3日火曜日

おわら風の盆

おわら風の盆




















昨夜、今年もおわら風の盆に行ってきました。
雨が降ったりやんだりと怪しい天気だったけど、まあ、もしも踊りを観られなくてもぼんぼりの灯りと幕が下げられた町家の町並みを楽しむのもいいもんだと思っていました。
案の定、小雨模様となり、通りで踊りを観ることはできなかったけど、雨で濡れた石畳の通りはどことなく寂しげで、どこからとなく聞こえてくる胡弓の音色、地方衆の歌声が心地いい町並み散策になりました。
今年楽しめなかった分は来年に取っておきます。

これまで旧町で町家を設計させていただきましたが、どの町家も町並みに馴染み、とっても素敵でした・・・
諏訪町の町家03
諏訪町の町家01

2013年8月25日日曜日

SCOTサマー・シーズン2013















SCOTサマー・シーズン2013、演劇「世界の果てからこんにちは」を観劇してきました。
富山県利賀芸術公園は建築家磯崎新氏が設計し、完成から今日まで長い時間と多くの人の協力があってこそ、利賀の大自然と一体になった、他では体験ができない貴重な空間になっていると思う。
利賀は過疎地という反面、演劇の聖地として世界に知られ、この日も外国人の方が多く、たくさんの観劇者の熱気と雨上がりの湿気とで、異様な雰囲気でした。
ここでははじめての観劇でしたが、開演から閉演まで期待を裏切らない、終始とっても素晴らしい花火劇でした。戦前の昭和の時代を背景とした、独特のユーモアにも笑わされた。
鈴木忠志氏の演出、利賀の山々を背景とした野外劇場に圧倒され、また観劇に訪れたいと鏡開きされた日本酒臭と共に最高な夜になりました。
一年を通して四季による楽しみ方ももっと増えてくれたらうれしいです。それが利賀を元気にすることにも繋がるのだと思う。





2013年8月5日月曜日

某新社屋 鉄筋工事





















脚元がふらついては元も子もない。
柱脚部と地中梁の配筋です。
鋼製フレームにアンカーボルトを固定したものが杭頭に正しく設置。
鉄筋の径、ピッチ、定着、ガス圧接、下部のかぶり厚は、正しく施工されていました。
この後、型枠工事に進みます。
現場の気温は30℃以上の真夏日が続きますが、職人さんにはプロとしていい仕事をしていただき、ありがとうございます。
熱中症予防のため、小まめな水分補給と適度な休憩を取って、引き続きいきいきといい仕事をお願いします。

2013年7月17日水曜日

某新社屋 杭工事





































杭工事です。
施工に先立ち、奥に見えている杭の製品番号、杭長、杭径、割れなどがないか計測、目視検査を行い、問題なし!
この土地は地中深くに強固な地盤があり、柱と同数の杭を打ちます。
建物の重量は、強固な地盤で支持させないといけません。
軟弱な地盤にそのまま建ててしまうと不同沈下、基礎や外壁のクラックといった不具合が生じてしまいます。
計画建物は鉄骨造で木造よりも重量がかなり重くなるので、尚のこと要になる工事です。
杭孔を掘っていくと想定通りの強固な地盤にあたり、杭を支持させることができ、ひと安心。




2013年7月5日金曜日

某新社屋 起工式





















先日の3日、某新社屋の起工式が執り行われました。
天気は朝から生憎の雨風で、風がビュンビュン吹いていました。
本当は青空がひろがる天気がいいのかも知れませんが、雨降って地固まるとも言うし、
その上風がビュンビュン吹いたことは珍しいととらえて、幸先が良かったです(笑)
クライアントの人柄もあり、そうそうたる来賓の方々にご出席いただき、設計監理者の私としてもこれから監理していくにあたって気が引き締まりました。
竣工まで全力で取り組み、楽しんでいきます!

2013年6月28日金曜日

キス釣り

もう先週のことになりますが、キス釣りに行ってきました。

今年は釣りに行ける回数が増えて本当にうれしいです。
去年までの5年間くらいは、週末の時間がなかなか取れなくて釣りに行きたくてもいけなかったのです。
その分今年は、船釣り、前打ち釣り、キス釣りと十分に楽しめていると思う。
しかも毎回ボウズにならず、必ず釣って帰ってます!!

船釣りは、中学生の頃に一度行ったくらい・・・
その時は酷い船酔いで釣りはできていません。だから行った回数には入らないくらい。
で今年はその船酔いも酔い止めのおかげで大丈夫です。だけど、薬がきれるとフラフラするのが辛いかも(笑)。
今年1回目はヒラマサを釣り上げ、2回目は太刀魚をしっかり釣りました。
2回とも釣りが得意な友人のおかげで釣れたようなもので感謝です。

前打ち釣りは黒鯛釣りです。この時はアタリもなく今日はダメかなと諦めていたところに
30cmとサイズはさほど大きくはなかったけど釣りました。
今年は年無しサイズ50cmをなんとか釣りたい!

そして先週のキス釣り。砂浜からの投げ釣りで釣果55匹!
大小合わせてだけど、これくらい釣れると本当に面白い。自分でもこんなにも釣れるんだとびっくりしています。しかしこのキス釣りは簡単なようで難しい。食いがあるポイントに安定して投げないといけないが、投げられない。これができれば、まだまだ釣果が上がること間違いなし。これも友人に釣り方を教えてもらい楽しめていることに感謝です。

次の釣果はどれだけになるか!当分釣りにはまりそうです(笑)。



2013年5月27日月曜日

太刀魚(タチウオ)釣り


昨日、太刀魚(タイウオ)釣りに行ってきました。

早朝からのジギング釣りでしたが、天候は曇り空の南風、海はベタ波と良いコンディションでした。

船釣りはこれで2回目。なんとなく船でのルール、マナーみたいなことが分かってきました。

前回はヒラマサを釣り上げおもしろかったが、今回も何とか釣り上げることができておもしろかった!

太刀魚は食べてもおいしい大好きな魚。

言うもでもなく、釣れたて新鮮で、塩焼きにして食しましたがサイコーーの一言!!

一緒に行った友人たちは、釣り慣れていて釣果は及ばなかったけど、次回はビックサイズを狙います(笑)



2013年5月19日日曜日

岩瀬けんか山祭り

先日の17.18日に開催された岩瀬けんか山祭りに行ってきました。
曳山車同士が正面で勢い良くかつ激しくぶつかり合う曳き合いは、すごい迫力があり、
その瞬間は曳山車が破壊されないのかと思ってしまうくらいです。
富山県では他に伏木けんか山祭りがありますが、
けんかの光景はどちらかというと岩瀬の方が怪我人が出るほどで荒々しくて好きです。
曳山車の美しさは整然と飾り付けられたたくさんの提灯が素敵な伏木の方が好きですね。
子供からベテランの大人までが祭りに対する思いを共有して守り続けられている伝統文化は、
地元の人に限らず、私もドキドキしながらまるで一緒に参加してるかのようでした。

岩瀬けんか山祭り
まだかまだかと見守る観衆。
この時間も緊張感があり、警察官のみなさんも祭りには欠かせない・・・

一進一退の曳き合い。
山車にいる子供たちも元気よくかけ声を出してました。

岩瀬けんか山祭り























曳山車の後方ではさがらないように車輪をくさびで止め、手前では対戦相手の曳き方衆が綱を引く、面白い光景です。









2013年5月1日水曜日

富士山

逆さ富士 赤富士




















富士山が世界遺産に登録される見通しになりました。

日本の心!富士山が登録されることは日本国民として大変うれしいです。

写真は、2003年に田貫湖で撮った夕暮れの逆さ富士、赤富士です。

当時、年賀状に使ったことを思い出しますが、

懐かしくなり、記念にと思いアップしてみました。



2013年4月24日水曜日

伊勢神宮式年遷宮

平成25年は20年に一度の式年遷宮が行われる。

内宮、外宮の神宮には、東と西に同じ広さの敷地があり、同じ形の社殿が新しく建て替えられます。

式年遷宮にかかる費用は、なんと570億円あまりだというから、途轍もないです。

おぉ〜、すげ〜としか言えない・・・

ただ建築の設計を生業とする私には、うれしいこともあり、なぜ20年毎に行われるのか?

これにはいろいろな説があるようですが、その1つに技術を伝承するのに適当な年数だとも。

今は手に技術を持つ職人が少ないです。このままでは日本の木造建築は廃れてしまい、

取り返しがつかないことになってしまうと危惧します。とっても大切なことです。

また、この神の領域に訪れると、ここにしか流れていない、時、空気、音といったものが

身体にすーーっと染み入むいうか、不思議な体験をします。

何度訪れても新しい発見があるのも魅力です。

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これはある日の早朝に参拝した時ですが、白馬の神馬が神前に見参する光景です。

毎日行われるものではないようで、ラッキーでした。


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これは神宮内の御神木、空高くにそびえる大木は迫力があります。


年月を重ねた神殿も魅力的ですが、真っ新に白木で造られた神殿もまた違う魅力があると思うと

行かずにはいられないです(笑)


2013年4月21日日曜日

木造住宅の耐震診断


木造住宅の耐震診断と補強方法



























最近、木造住宅の耐震性についてご相談を受けることが多いです。
簡単に言うと、今住んでいる家は地震に強いの?ということ。
ここ数ヶ月で大きな地震が県外で数回、富山の小矢部市でも震度4という、
富山では珍しく比較的大きな地震が起きました。
中国四川では、マグニチュード7の地震が起き多くの人々が犠牲になりました。

国は、耐震促進法に基づき、住宅等の建物の耐震化率を平成27年までに少なくとも90%とする目標をあげています。
富山県と市町村は、富山県木造住宅耐震改修支援事業として、耐震改修工事費の2/3、最大60万円まで補助してくれます。ありがたいことです。こういった補助はしっかりと活かしていきたいです。

今住んでいる家を素敵にリフォームことは、補助金を活かして地震に安心して住み続けらえるように構造的に強くすることも肝心です。
その分余裕が出た予算は、より素敵にカッコいい空間づくりに充てられるので、うれしいことです。

2013年2月10日日曜日

住宅リフォーム相談窓口


住宅リフォーム相談窓口




























先日、住宅リフォーム相談窓口担当者等講習会に出席してきました。

これからはより住宅リフォームの需要が増えてきます。

住み慣れた思い入れがある住まいに住み続けるために、減税、補助や支援制度といったものを有効利用したい。

冬はあったかく、夏は涼しい断熱気密性能、使い勝ってがいい動線計画を十分に向上させ、

カッコ良くて、素敵な空間をつくるために設計、デザインしていきたい!