2013年9月29日日曜日

SCOT リア王






















利賀の新利賀山房で鈴木忠志氏演出の『リア王』を観てきました。
先月に観てきた「世界の果てからこんにちは」も素晴らしかったですが、今回も鈴木氏の世界観が存分に表現されている舞台で、客席も近くて迫力もあり、観入ってしまいました。
劇場は合掌造りを活かして造られています。内部の舞台の柱、梁等は当時燻されて黒くなったものなのか、黒塗りされたのか定かではないが漆黒の空間でこれが舞台なんだと納得がいく舞台でした。その空間ではライティングだけの灯りが役者さんを照らし、柱梁の影が生まれ、終わりまで観客のみなさんは完全に虜にされていました。
この地に訪れるまでの道のりはくねくねして険しいですが、また来年も訪れたいと余韻に浸りながら安全運転で帰路に着いたのでした(笑)

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